ロングテールキーワードとは

Amazonや楽天がなぜ、こんなに売上を伸ばしているか??

その秘密を解き明かすために、一つの戦略が取られているのですが、その戦略というのが、「ロングテール」と呼ばれるキーワードの拡張方法です。

ロングテールは、特定のキーワードだけでなく、そのキーワードの関連する複合キーワードや想像もよらないキーワードで拡張させ、キーワードを集めていて、その収拾されたキーワードを「ロングテールキーワード」と呼んだりします。

ここでは、ロングテールキーワードを用いて、SEOだったりアフィリエイトをはじめとするネットビジネスについて、書いていこうかなと思います。

Amazonロングテール

[2015年6月 ロングテールのイメージ図]

まず、これを書こうと思った経緯からですが、先日の事ですが、あるコンサル案件で「実績を示してほしい」という事になりまして、自分の戦略を言葉だけでは説明出来ないという事になり・・・

アクセス解析のキャプチャーを取りました。

そして、相手に示したのは良かったのですが、せっかくだからこれをネタにブログを書いた方が面白く無い??と思ったので、ここで書かせて頂こうと思った次第です。

ロングテール 効果や実績について

まず、最初にお伝えしたいのが、私が代表を務める株式会社GUDでは、アフィリエイトやネット集客の支援をさせて頂くのですが、いわゆる王道的なSEOだけでなく、「ロングテール戦略」を意識しています。

このロングテールを意識する理由なのですが、「広く関連するキーワードで見込み客を集める」という狙いも当たり前にありますが、もう一つの狙いとして、「リスク分散」という視点が大きいのです!

ロングテールでリスク分散??という件についてですが、論より証拠という事で、2015年6月のあるサイトのアクセス解析(上記でコンサルで開示したキャプチャー)をまずは紹介します。

スクリーンショット 2015-07-08 17.03.33

[2015年6月 前半]

スクリーンショット 2015-07-08 17.03.40

[2015年6月 後半]

スクリーンショット 2015-07-08 17.07.38

[2015年6月 アクセス解析 中身A]

スクリーンショット 2015-07-08 17.10.13

[2015年6月 アクセス解析 中身B]

アクセス数ですが、ユニークで200前後来ているのは、上2つのキャプチャーでお分かり頂けると思います。

そして、下2つですが、一番多いキーワードで1ヶ月で291アクセス、その次は36、28と続くわけです。

ここで、もう一度おさらいですが・・・wこのアクセス解析の結果は、「1ヶ月オール」という事です。

ユニーク数で5000弱きているのに、一番ボリュームの大きいアクセス(キーワード)で、300弱という事は・・・わずか16.6%しか無い事になります!

残る80%ほどは、36、28・・・でもなく、「1」の総数などが集合して形成されているわけです!

つまり、一日2件ないし1件アクセスあるのか無いのかのキーワード、月に1あるかないかのキーワードで8割のアクセスを形成しているのが、このサイトの特徴とという事です!

よって、先ほどお話したロングテールによる効果という点で、広く見込み客を集める事が出来ると同時に、1つのキーワードに依存しない事で、アップデートなどによる打撃で被害が大きくなるという事は無いという事です。

このメリットはとても大きなメリットとなり、いわゆるペンギンアップデートやパンダアップデートなどのGoogleの三行半などでも、そこまで大きな影響を受けないという事です。

(=実際、当社のサイトは、ほぼ毎日のアクセスに変動はなく、今も更新が続いている事で、今後もアクセスアップが見込めるという事です。)

ロングテール デメリットもあります

ここまで見てくると、ロングテールというと、すごく魅力的ですよね!!と目をキラキラするところもあると思いますが・・・

もちろん、メリットばかりではなくデメリットも大きいです。

私なりに、今まで考えた中でのデメリットですが、

  • とにかく、ロングテールサイトを構築するのに王道的なSEOよりも時間がかかるww
  • キーワード収集にあたり、視点を変えてキーワードを拡張するなどのスキルが必要かも?

特に、ロングテールを拾う際に、キーワードを関連用語だけでなく、「その属性に合うように広げていく」必要がありますので・・・

これは、私の場合はNLPのスキルに「チャンクツリーの展開法」というのがあり、これを基に発想できるので、割と苦もなく取り入れる事が出来た感じです。

簡単に言えば、「連想ゲーム」をしてみるのが良いかと思います。

例えば、果物であれば、果物の種類を並べてみる、次に果物を色別で分けてみる、次に季節別で分けてみる・・・・

みたいな感じで、どんどん発想を拡げるトレーニングをするのですが、良かったらチャレンジしてみて下さい。

ロングテール 売れないの?

次に、ロングテールでサイト構成した場合、もしくは上記のようなサイトを持ったとして、それでもコンバージョン(成約)が悪いのでは無いか??

という指摘をコンサルしている時に頂いたのですが、これはなんとも言えないのですが、私の場合は「売れてます」(汗)

おそらくですが、売れていないという事は、

  • 余計なキーワード(アクセス)を収集している。
  • アクセスしたキーワードに対して、コンテンツが合っていない。

という事が、一番大きな原因なのでは無いかな??と思います。

それでも、小さな円の中でキーワード収集(アクセス収集)するよりも、大きな円で広く見込み客を集める事が出来た方が、私の場合はビジネスの可能性が広がると思いますし、その広がった中で自分がとう向き合って改善するか??

これは、私達側で改善できるわけですから、チャンスが出てくると思います。

いつも思うのが、ネットビジネスにおいて、「いかにアクセス(見込み客)を集めるか」という点が、一番難しい事で、これさえできれば、あとは何とかなるものだ。

(=おそらくアフィリエイトやネットビジネスを始めて間もない方や、結果が出ていない方の多くは、ここで躓いているものと思われますので・・・)

個人的にはそう思います。

また、今回のテーマである「ロングテール」については、当社ではとても重要視しているノウハウになりますので、度々紹介させて頂き、情報提供させて頂こうかと思います。

よろしければ、またお付き合い下さい。

長文になりましたが、お読み頂き、有難うございます。

夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」  たーくんより。

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