令和に元号が変わり、2019年も折り返しを迎えていますが、2020年の東京オリンピックに向けて大きな変化が起きています。
デジタル時代が本科的な普及が起きたのは、2000年代に入ってからの事ですが、グーグルやヤフーが「検索エンジン」と呼ばれるネット情報の検索システムを全世界で使えるようにした事が始まりです。
そこから、検索エンジンで検索し、情報を収集した上でモノやサービスを販売するデジタルマーケティングが主流になっていましたが、SNSの登場で大きな変化が生まれる事になりました。
日本のSNSの普及は、古くは1999年の2ちゃんねるがスタートした時になります。
その後、mixi(ミクシィ)が2004年にサービスを開始し、2008年ツイッター、2010年フェイスブック、2011年LINE、2014年にインスタグラムと海外からも多くのSNSが日本に上陸し、2017年、2018年とデジタル時代が本格的に普及する事になりました。
スマートフォンの普及とマーケティングの変化
そして、2019年。
今までの検索エンジンを主体としたデジタルマーケティングから、SNSで検索する人が増加し、モノやサービス、体験などの全てを検索するSNSマーケティングの時代へと突入しています。
さらに、2020年になれば、5Gの本格的な運用から、動画マーケティングも全盛期を迎えるであろうと言われていて、今現在でもSNSではLIVE配信や動画広告の配信も可能になっているため、今から本格的に運用をされている方も多くいらっしゃいます。
これもスマートフォンが日本でも実に80%を超える所有率になってきた事やSNSの普及も進んだ事が理由だと言えます。
→ 【最新版】2019年のスマホ普及率を年代・地域・年代別に大公開!より引用
→ 人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめより引用
今の時代、スマホで検索し情報を手に入れて、すぐに取引が出来るようになってきており、その市場を無視する事は、その分だけ見込み客を減らし、ライバルとの差はどんどん開いていってしまいます。
検索エンジンにしても、SNSにしても、あなたの情報、商品、サービスを検索出来る状態になっていなければ、スマートフォンを持つ「80%」の方に対して情報発信が出来ない時代が、いよいよ本格化してきているのが2019年前半の流れです。
そして、後半から2020年にかけては「ソサエティ5.0」と呼ばれる超スマート社会を実現するために、本格的にAI(人工知能)を様々な分野で導入していく事になっていきます。
スーパーシティ構想を実現するためのスーパーシティ法案が閣議決定
2030年頃の未来社会を先取りした最先端都市スーパーシティの実現に向けて、2019年6月政府が閣議決定した「スーパーシティ法案」。
車の自動運転、キャッシュレス社会、ドローンによる物流などを実現する事に力を入れ始めていく事になりますが、先ほどのソサエティ5.0の実現とスーパーシティ構想に必ずAIは必須技術となります。
これから10年後、20年後と事業を継続し続けるために、AIを上手にビジネスに取り入れたり、新たなビジネスモデルを築いいかなければ、この先AIに仕事を奪われてしまう可能性があります。
実際に、2030年には様々な職業がAIによって職がなくなり、その数字は少なく見積もっても「60%」と言われていますが、人材確保に悩む企業が多い現代から多くの方が雇用難に陥ると言われています。
実際に、銀行ではすでに与信業務や預金業務にAIを導入し、社員を削減する事を発表していますし、コンビニでは無人化に向けた実験が日本でも始まっています。
AIとは何か
「令和はAIの時代」
と言っても過言ではない状況は、今まさに目の前に迫ってきているわけですが、何も対策せずに自分の事ではないと思うのではなく、AIをいかに取り入れていくか?を考える方が、生き残っていけるのでは無いでしょうか。
しかし、そもそも「AIって何?」、「AIって難しそう・・」という方もいらっしゃるでしょうから、先にAIとは何か?を簡単にまとめたいと思います。
AIとは、
AIという言葉に対して、ロボットをイメージされる方も少なくないと言われますが、AIとはいわゆる「人工知能」であって、ロボットなどのハードを表すものではありません。
人間の脳と同じで、ディープランニングと呼ばれる深層学習を繰り返し行う中で、様々なパターンを記憶したり、認知したり出来るようになります。
人工知能もしくはAI(Artificial Intelligence)という言葉がはじめて使われたのは、2000年以降のインターネット創生期ではなく、1956年まで遡ります。
それから70年近く研究の歴史がある中で、第三次AIブームが2010年ごろのビックデータの活用やディープラーニングの研究が進んだ時代とされており、現在に繋がっています。
ディープラーニングの分野では、世界のIT企業が研究を推進しており、Google、Facebook、百度(バイドゥ)もシリコンバレーに施設を持っています。
AIの進歩において、欠かせない技術のディープラーニングは、画像認識や顔認識に欠かせないものになっていますが、ディープラーニングでは、ニューラルネットワークと呼ばれる、3層からなるうちの隠れ層と呼ばれる層を多層化する事で、入力層にある画像を構成している断片やエッジを認識するようになっています。
例えば、下記の図の通り猫の画像があった場合ですが、入力層の⿊い猫の画像の断片を隠れ層に多層化させていき、認識を少しずつ合わせていきます。
さらに、ディープラーニングで多数のデータで繰り返し学習させる事で、特定の特微量を抽出、画像、音声の認識や識別に役立てるという事をしています。
このように、AIは様々な分野で活用されてきているのですが、検索エンジンやSNSの進化にも、当然ならAIは導入されており、それぞれディープラーニングを繰り返していく事で、より精度が高く進化してきています。
世の中に必要な事は●●できる者である
ここまでの内容をご覧の通り、AIとはこれから迎える少子高齢社会に対応するため、そしてさらなる技術革新が進むことで起きる一つのイノベーションです。
言い換えれば、「令和の産業革命」
が今まさに起きています。
機織り機や蒸気機関車が誕生したり、馬車から自動車へ変わったりと、大きな変化が起きている事が、令和元年にはすでに起きており、それぞれの分野に徐々に導入されつつあるのが現実です。
過去に、産業革命で潰れた会社や業界のように、過去にしがみつき、未来の変化を恐れるのか。
それとも、5年後、10年後、さらに先の100年後も見据えて、常に変化し続けて生き残っていくのか。
チャールズ・ダーウィンの残した名言に
「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者だ」
とありますが、まさに変化できる者こそ、令和の時代に生き残り、社会へ貢献する事になるんだろうと容易に予測が出来ます。
AIを味方につける事は、あなたの片腕を持つ事
ここまで読んでいただき、令和を勝ち残るためにAIを味方につけるメリットは理解いただけたかと思いますが、AIを味方につけるという事は「あなたの分身(片腕)を創る」事だというイメージが出来ませんか?
もし、あなたの思考を持った、もうひとりの人間がいて、忠実にあなたの経験やスキルを引き継げるとすれば・・
売上は二倍、さらにレバレッジをかける事ができれば、3倍、5倍、10倍・・・
と増やす事ができるでしょう。
しかも、AIは自らディープラーニングを経て「進化」していきますので、大きなアドバンテージを得たものと同じです。
冒頭に挙げた、
- 検索エンジン(グーグルやヤフー)
- SNS(フェイスブック、インスタグラム、ユーチューブなど)
は、それぞれのアルゴリズム(簡単に言えばルールだと思って下さい)に基づいてAIを導入しており、日々進化をしています。
なにもAIを自ら創り出すわけでもなく、無料で提供されたものを「活かす」だけで十分なのです。
アイザック・ニュートンは、
「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。( If I have seen further it is by standing on the shoulders of Giants.)」
という言葉を残していますが、検索エンジンやSNSといった人類が作り出した利器を使いこなせば、大きな力を借りて、レバレッジをかける事ができるという事と同じだという事になります。
AI戦略を取り入れたスモールビジネス集客術
ここまでお伝えした通り、AIの進化は日々進んでおり、令和の時代にAIを取り入れないビジネスは、大きなロスを生む可能性があるという事が理解頂けたかと思います。
- スマートフォンの所持率は80%を超えてきている事実 = もしAIに準じるデジタルコンテンツを活かさなければ市場の80%は自動的に持たない事と一緒である。
- 10年後になくなる仕事は60%以上であるという事実 = 今の職業が永続的に続く、もしくは企業があるとは言えないため、AIで埋められないもしくは活用する必要がある。
端的に言えば、この2つの事を言ってきたとようなものですが、今回弊社で扱う「AI戦略を取り入れたスモールビジネス集客術」ですが、この2つの条件を満たした内容で構成されています。
もし、あなたが本気でビジネスを興したい、もっと大きく拡大したい!
と願うのであれば、今回のセミナーはあなたの望みを叶える一歩を踏み出すのに最適な方法です。
ソクラテスの名言に
「無知の知」
という言葉があります。
ソクラテスは、「自らの無知を自覚することが真の認識に至る道」という事を無知の知という言葉で表しています、自分がいかに無知かという謙虚な気持ちを持つ事からファーストステップは始まります。
是非とも、当日あなたにとって大きな一歩を踏み出すきっかけにして頂ければと思います。
スモールビジネス集客 11のアイデアをまとめています。
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