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NHKも注目のマインドフルネス瞑想のやり方!初心者でも分かりやすい方法をいくつか挙げました

マインドフルネスは、「今ここに集中する」瞑想法ですが、様々な種類の瞑想法がある中で、場所を選ばず、特に何か機材が必要というわけでもないので、初心者の方でも簡単な方法です。
一方で、「今ここに集中する」のが初心者の方には難しかったりするので、いくつかマインドフルネスのやり方をまとめたのと、NHKでも紹介されいていた方法をお伝えしますので、参考になれば幸いです。

マインドフルネスを行う目的

マインドフルネス 目的

マインドフルネスを教えるスクールなどでは、「マインドフルネスを行う目的」を伝えているところはありません。

マインドフルネスを自分がなぜやるのか?ですが、例えば

  • リラックスしたい。
  • 集中力を高めたい。
  • ストレスを解消したい。
など、メンタルコントロールを主として伝えているスクールが多い印象です。
もちろん、メンタルコントロールとして行うのも一つの目的ですが、マインドフルネスの可能性は実はメンタルコントロールだけで留まりません。
その点については、マインドフルネスとは何?意味ややり方が分かれば究極の瞑想法と分かります!で詳しく書いていますので、参考にしてください。

マインドフルネスの効果

マインドフルネス 効果

マインドフルネスの効果は様々ですが、一度や二度やったからといって、ひらめきがあったり、直感が良くなったり、体調がよくなったという事はあり得ません。

継続して行う事で、例えば

  • 仕事に対してネガティブな感情がなくなった。
  • 毎日眠りが深く、朝起きるのがスッキリするようになった。
  • 朝食、昼食など、今まで気付かなかった味わいに気づく事ができた。
  • 自然と相手の会話に興味を持ち、思いやりの心が出たり、積極性が出てきた。
  • リラックスしているので、視野が広く、集中力も高い状態をキープしやすい。
  • モチベーションとやる気が高い。

などといった効果が期待出来ます。
※個人差はあります。

 

マインドフルネスのやり方は?

マインドフルネス やり方

ここまでマインドフルネスとは何?について、まとめてきましたが、実際の取り組み方はどんな風にすれば良いのか?ですが、実はとても簡単ですし、寝ながらでも出来る方法ですので、人によっては起床後すぐに行う人もいれば、就寝前にルーチンの締めくくりとして行うでもOKです。

大事なことは、

自分なりにルーチン(習慣)化するのが大事
という事です。
マインドフルネスは、一日10分程度で十分です。一日10分程度の瞑想を取り入れれば目標を達成出来るとすれば、あなたはいかがでしょうか?取り入れようと思いませんか?
私は、マインドフルネスを毎日のルーチンとするため、朝の時間に行う事を決めていますが、人それぞれ生活リズムがあると思いますので、まずはご自由に決めて頂ければと思います。
また、椅子に座っても、床に座っても、座禅でも、正座でも、寝転がってやっても、基本自由にして頂いて大丈夫ですので、自由なスタイルで取り組んでみてください。

初心者でも取り組めるマインドフルネスのやり方

ここからは、マインドフルネスのやり方をまとめていきますが、初心者におすすめの方法は8つあります。

  1. 五感を使った「マインドフルネス瞑想法」
  2. 呼吸に意識を向けた「マインドフルネス呼吸法」
  3. 考えことを遮断する時の「ムーブメント瞑想」
  4. 身近なスペースで行える「ブリージングスペース」
  5. 思考のループから離れる「モンキーマインド解消法」
  6. 感情に流されそうな時の「RAIN」
  7. 他人へのマイナス感情へのケア「やさしさのメッタ」
  8. 身体に違和感があるときの「ボディスキャン」
です。

8つのマインドフルネスを活かしたリフレッシュ法

1つ目の「五感を使ったマインドフルネス瞑想」ですが、自分の視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚に意識を向け、今ここに集中する瞑想です。
目で見えるもの、聞こえるもの、おしりや服を着ている感覚などに意識を向けて集中してみましょう。
2つ目の「呼吸に意識を向けたマインドフルネス呼吸法」ですが、自分の呼吸に意識を向けます。
鼻から入る空気の冷たさ、鼻から出ていく空気の温かさに意識を向けたり、身体の中をめぐる呼吸に意識を向けましょう。
3つ目のムーブメント瞑想」ですが、立った姿勢、座った姿勢どちらでもOKです、手を上げ下げする動作、肩を回してみて、その動く感覚に意識を向けてみてください。
ムーブメント瞑想は、Googleの社員研修プログラムの「SIY」でも取り入れられるほど人気のものですし、自宅やオフィスでも出来るのでおすすめです。
4つ目の「ブリージングスペース」ですが、マインドフルネス瞑想の状態をつくり、身体の感覚に意識を向けましょう。
ストレスの原因になっている事を「1つの文」を作り、心の中で唱えてみると、どこか身体が反応を示す事があります。
ストレスを受けている可能性の高い部位を中心に空気を送り込むイメージで呼吸を行いましょう。
5つ目の「モンキーマインド解消法」ですが、何度も出てくる思考(雑念)に「もう何度も考えた」とラベルを貼ってしまい、もう十分だと外に送り出します。
その後に第三者的な目線で良し悪しを判断し、それまで行っていた判断が「今ここ」以外の判断材料で行っていたのではないか??をチェックした上で、「ジャッジをしない=今ここに集中する」とし、マインドフルネス瞑想を行います。
6つ目の「RAIN」ですが、Recognize(認知)→Accept(受け入れる)→Investigate(検証する)→NonーIdentification(距離をとる)の頭文字を取ったものです。
自分のストレスや疲れの原因を把握し、受け入れ、怒りにより身体がどんな反応を示すのか?を見てから、その感情から離れるためにマインドフルネス瞑想へと入っていきます。
7つ目の「やさしさのメッタ」ですが、他人に対する愛情を内面に育てる方法で、マインドフルネス瞑想した後に、相手への愛情の言葉をフレーズとして送ります。
「あなたが幸せで心安らかでありますように」などで良いでしょう。
8つ目の「ボディスキャン」ですが、横になって呼吸うに意識を向けてみましょう。その後身体の様々な部位に対して意識を向けます。
分かりやすいように、右足のつま先(親指から順番に)に意識を向け、膝、腰、内蔵各種、首、口、鼻、目、脳・・と上がっていってもOKです。部位は自由に決めて行えば良いです。
基本的には、1と2の五感に意識を向ける瞑想もしくは、呼吸に意識を向ける瞑想を使った上で、思考のループや感情に流されないようにワークを追加したものですので、特に初心者の方がマインドフルネスを始める場合は、1と2をマスターするようにしましょう。
一人でやれるか?不安な場合は、アプリに誘導してもらうのも良い方法です。
アプリに関してはマインドフルネスのアプリでおすすめは?日本語対応で無料で使えるもの、有料なものをまとめましたでまとめていますので、参考にしてください。

NHKで取り上げられたマインドフルネスのやり方

マインドフルネス NHK

マインドフルネスのやり方は、様々な方法がありますが、NHKで紹介されていたマインドフルネスの取り組み方を紹介したいのですが、特徴としては、

  • 意識を集中する瞑想
  • 気を配る瞑想

の2種類があり、意識を集中する瞑想は呼吸に意識を向け、気を配る瞑想は音に耳を済ませる事に集中する瞑想となります。

まず、1つ目の意識に集中する瞑想のやり方ですが、

  1. 背筋を伸ばして座る。目は軽く閉じるか、薄く開けて斜め前を見る。
  2. 息を吸ったときに、おなかや胸がふくらむのを感じ、心の中で「膨らみ、膨らみ」と実況する。
  3. 呼吸はコントロールせず、そのとき一番したいように呼吸する。
  4. 息を吐いたときに、おなかや胸がちぢむのを感じ、心の中で「縮み、縮み」と実況する。
    ※雑念が浮かんできた場合は、「雑念、雑念」と心の中でつぶやき、「戻ります」と言って、再び呼吸に意識を戻します。

この1~4を繰り返し行うのですが、動画はNHKのホームページ内「マインドフルネス」とは?めい想の方法・効果と「呼吸のめい想」のやり方にありますので、合わせて参考にしてみて下さい。

 

そして、2つ目の気を配る瞑想のやり方ですが、

  1. 1つの音に集中する
  2. 短時間で聴く音を切り替える
  3. すべての音を同時に聴く

この3つのステップを行う事で出来る瞑想ですが、生活の中で聞こえてくる音を使って瞑想する事ができますので、家電製品が動く音や自動車のエンジンや排気音、風の音などを使って行う事ができます。

音を使った瞑想についても、動画がNHKのホームページ内マインドフルネスめい想② 音に耳を澄ますめい想にありますので、合わせて参考にして頂ければと思います。

 

マインドフルネス瞑想の時間や場所

マインドフルネス 時間

マインドフルネスを行う時間ですが、いつやって頂くのも良いのですが、おすすめは「起きてすぐ」です。

経験上、ご飯を食べた後は集中力が低下します。

朝ごはんの後だと、ご飯を食べたせいなのか雑念が湧きやすいです。

また、お昼ごはんの後だと、眠くなってきて、瞑想どころではありません・・

そのため、私は起きてすぐ行い、脳をリフレッシュ、すっきりさせてあげるようにしています。

場所と時間も自由です

あと、場所についてですが、公園でやって頂いても、自宅でも、オフィスでもどこでも構いません。

暗い場所でないと駄目・・・なんて事もありませんので、自分が一番リラックスできる場所を探してやられるのが良いかと思います。

私は自宅の中でもっとも集中できる部屋を決めていて、そこで時間にすると15分。

10分以内だと短く感じますし、20分以上だと長いと感じるので、適度な時間をという事で「毎日15分」マインドフルネスを行うための時間に当てています。

 

マインドフルネス初心者がはじめやすいやり方 まとめ

マインドフルネス やり方 初心者

マインドフルネスのやり方は、基本は自由で、椅子に座っても床の上でもOKですので、とにかく「毎日続けやすいスタイルを創る」事に専念しましょう。

1日10分からでも始められますし、習慣化する事が出来れば、面白いくらい自分の中でのパラダイムシフトが起きていきます。

やり方は8つ紹介しましたが、初心者の方はまず

  • 五感を使ったマインドフルネス瞑想
  • 呼吸に意識を向けたマインドフルネス呼吸法

を先にマスターするようにしましょう。

特にやりやすいのは、身体の感覚に意識を向ける方法で、椅子に座るおしりの感覚、足を踏みしめている地面の感覚などです。

また、自分の身体の部位(右足の親指、心臓、脳など)に意識を向けるボディスキャンが出来れば、今ここに集中した瞑想状態をキープ出来ていますので、おすすめです。

五感が苦手・・という場合は、自分の呼吸に意識を向けマインドフルネスとは何?意味ややり方が分かれば究極の瞑想法と分かります!でも書かせて頂いた「丹田」を意識して呼吸を行いましょう。

それだけでも通常の呼吸法では得られない、マインドフルネス状態を創ることも可能ですので、是非とも取り組んでみてくださいね。

マインドフルネスをやってはいけない人なんていない!多くの勘違いを生んでいる情報過多な時代に要注意!

マインドフルネスは、一言で表すと「今ここに集中する瞑想」ですが、マインドフルネスをやってはいけない理由や悪影響が出る人がいると否定的な意見も一部であります。

人それぞれ見解がございますので、悪影響が出るといった研究成果など全く無いとは言えませんが、私が個人的に大事にしているのは「自分が信じた事であれば、貫き通すべき」という事です。

あなたが、マインドフルネスをこれから始めるもしくはすでに始めているけど、期待した効果がなく意味がないと感じたり、調べてみた結果「もしかすると、私はやってはいけないのでは??」と感じている方も中にはいらっしゃるかもしれません。

しかし、それは他人の意見に流されているのと同じで、自分がマインドフルネスにどんな効果を期待しているのか?やろうと思った理由があるはずですので、もう一度原点に立ち返って、マインドフルネスをやる理由を明確にされるのも良いかもしれません。

今回は、マインドフルネスに対して誤解を招く情報も多く見られますので、マインドフルネスとはそもそもどういった目的があるのか?科学的にどんな効果が見られるのか?を、私なりの体験で深堀りしていきたいと思います。

 

マインドフルネスをやってはいけないの誤解

マインドフルネスへの誤解

マインドフルネスの一番の特徴は、「瞑想中は今ここに集中する」という事にあります。

今ここに集中するため、人によっては自分の呼吸に集中したり、体感覚(椅子に座るお尻の感覚、指先の感覚、皮膚感覚など)に集中したり、五感を活用する事を教えられますが、やっている途中に必ずと言って良いほど「雑念は湧く」ものです。

繰り返し申し上げますが、「雑念は湧く」ものです、なのでマインドフルネスをやっている途中に雑念がどんどん出てきて「自分には向いていない・・」なんて思う必要は全くないです。

雑念は人間である限り湧くものですし、自分自身の雑念が出てきた状態を受け止めて頂ければそれでOKです。

その上で、今ここに集中するという事に立ち戻っていただく、それだけでOKという事です。

雑念が湧いたら、自分の呼吸に意識を向ける、鼻を抜ける息を吸った時の冷たさ、そして吐く時の抜けた時のぬくもり。

体内の臓器の動きなどに集中するのも面白いかもしれません、自分の体や感覚と対話をしているような、そんな感覚で楽しんでマインドフルネスをされると良いのでは無いでしょうか。

マインドフルネスに対して評価をしようとしない

マインドフルネス評価

マインドフルネスは、Google、Facebook、インテルといった大企業や日本のメルカリなどでも部活動として取り入れられたりしているため、一般の我々からすると「エリートサラリーマンが取り組んでいるのだから、さぞ効果があるのだろう」と思われがちです。

結論を言いますと、「エリートサラリーマンが取り入れるだけあって、マインドフルネスは様々な効果が期待出来る」のは、自分の体験上間違いはありません。

しかし、多くの方が過剰に期待をしすぎているところがあるとも感じていて、その一つの理由は「情報過多の時代」が影響しているのではないか?と感じます。

インターネットの時代が浸透し、スマホの登場やSNSが登場した事で、たくさんの情報にアクセスする事が出来るようになった反面、我々の周りには情報が溢れかえり過ぎて、情報の洪水が巻き起こっているような状態では無いでしょうか。

ググればすぐに知りたい事、行きたいところ、やり方にアクセスでき、すぐにでも行動を起こせる、そんな便利な時代ではあるのですが、複数の情報にアクセスし比較する事も容易なため、どちらが信憑性があるのか??を見極める力がなければ、情報に流されてしまいます。

つまり、自分軸をしっかり持ち、情報を取捨選択出来る状態になければ、すぐに情報に流されて、ブレやすくなります。

 

マインドフルネスに対しても、良い意見もあれば悪い意見のある。

よく考えて頂きたいのですが、人それぞれ意見や見解が分かれているのは当然であって、特に問題はないのではないでしょうか?

日本では憲法のもと「言論の自由」が認められていて、それぞれ思う意見を述べるのは民主主義に合っているので、私も異論ありませんが、問題はそこで受け取った情報をあなたがどう判断していくのか??というところです。

他責にせず、自己責任で判断する力を養う

事が、これからの時代をリードするために必要なスキルの一つなのでは無いでしょうか。

これから、マインドフルネスに対するやってはいけない理由や効果がないという意見に対して、私なりの見解を加えてはいきますが、この情報も「一つの意見」にしか過ぎませんので、そこであなた自身がどう感じて、どう判断するのか?を考える一つの材料にして頂ければ、それで良いかなと思います。

マインドフルネスに創造力を高める効果はなし

マインドフルネス創造力

ある研究者らが、マインドフルネスネスと創造力の関係を調査した20の研究結果をメタ分析にかけたところ、マインドフルネスが創造力に与える影響が小さかったという結果が出たそうです。

私の結論は「その通り」だと思っていて、そもそもマインドフルネスは創造力を高めるためにやるものではありません。

テレビやゲームの影響が強すぎるのが原因だと思うのですが、私も瞑想を日常生活に取り入れる前は

  1. 瞑想すれば、インスピレーションが湧く
  2. 瞑想すれば、メンタルダメージを回復できる

と思い込んでいました。

経営者が瞑想をするのは、インスピレーションを高めて、直感力を磨くためだとか、日常のストレスを減らすのに瞑想したりヒーリングの音楽などでリラックスするんだなんて思っていましたが、たしかに入り口はそうだったかもしれませんが、瞑想の効果はそんな小さな事を目的にするものでなく、別の目的があると捉えた方が私は良いと思っています。

では、私は瞑想の目的についてどう捉えているのか??ですが、一言で言えば

「脳力開発」

だと思っています。

脳を磨く事で、結果的に直感力やインスピレーションが湧いたり、疲労を軽減する事になります。

私にとっては、すべて得られる結果であって目的は脳を磨く事が一番の目的で、なぜ脳を磨こうと思っているのか?ですが、脳を磨くとゼロポイントフィールドと繋がる事ができるからなのです。

ゼロポイントフィールドと繋がると、自分の持つ潜在意識や他人の力も一緒に使えるようになるので、自分が望む人生を自由自在に、そしてストレスフリーに過ごす事が出来るようになっていけるので、私は瞑想、特にマインドフルネスを選択し、毎日続けています。

ゼロポイントフィールドについては、ゼロポイントフィールドとは?アクセス方法や引き寄せの法則や脳力開発に大きな影響があるの?に詳しく書いていますので、参考にして頂ければと思います。

話を戻しますが、創造力を高める効果があるかどうか?ですが、結果的に創造力が高まる可能性はありますが、そもそも創造力を高める事を期待して私は行っていない、と言いますか、そんな小さな目的でマインドフルネスを毎日続けているわけではありませんので、学者の研究成果も参考情報の一つにしかなりません。

ここで言えるのは、「私自身が信じ、毎日続けて自らの体験で検証済みなので、他人の意見に左右される事はない」という事で、自分軸がしっかりしていればやってはいけないと思われる事もないのでは?と思います。

マインドフルネスは記憶力を低下させる

マインドフルネス記憶力

ある研究で、DRMパラダイム(Deese–Roediger–McDermott paradigm)と呼ばれる虚記憶に対して調べたところ、マインドフルネスをやっている人の方が悪い結果が出たそうです。

結論ですが、「私自身、記憶力にはもともと自信がないので、前後での変化は感じません」となります。

ところで、「虚記憶」とは何??という事で調べてみたところ「偽の記憶を作る」という事だそうです。

ちょっとした実験をして頂きたいのですが、

「風、カーテン、光、サッシ、ドア、ガラス」という単語を覚えて下さい。

覚えた後に、それぞれの単語を思い出して口に出して言ってみて下さい。

すると、高い確率で「窓」という答えが出る事があるのですが、窓という単語は覚えていませんよね?

では、なぜ窓が出てきたのか?ですが、最初に覚えた単語が、窓と関連性が高いからで、窓を連想してしまった事で起きた脳内での偽の記憶になりますが、人間の記憶はそもそも曖昧なところがあり、経験を繰り返す事で記憶を強化していくところはあると思います。

常識や勉強というのは、まさにその類といえますよね?繰り返し同じ事を経験したり、暗記する事で記憶の曖昧な状態から強化されていくという事です。

話を戻しますと、偽の記憶を作るという実験で、覚えているかどうか?という被験ですが、被検体数がどれくらいあったのか??は気になりますが、マインドフルネスで記憶力が良くなる事を期待することはないと思います。

様々な思考のしがらみから開放される事で、集中力がアップしたり、いわゆる「冴えている」状態に脳が高まりますので、結果的に記憶力が良くなる人も中にはいるかもしれませんが、個体差はあるのでは無いか?と思われます。

マインドフルネスでうつ病や精神病を発症する

マインドフルネス悪影響

英コヴェントリー大学のミゲル・フェリアス教授の研究では、14人に1人がマインドフルネスによる悪影響を受けているという成果を発表したそうです。

教授は

「自身の内面を見つめ、現実認識を変えるテクニックが、潜在的な悪影響を持たないわけがありません。全ての瞑想研究はネガティブな側面もしっかりと調べるべきです」

とコメントしていますが、そもそもマインドフルネスは内面を見つめるというような「評価を加えるようなことはしない」ものです。

今ここに集中するため、自身に起きている問題にアクセスし、問題と向き合うというような事がある状態はマインドフルネスではありませんので、このコメントでマインドフルネスが悪影響を及ぼしたと見るのは無理があると感じました。

また、瞑想をして悪影響が出るだけでなく、魔境に堕ちたという話だったり、過去のトラウマを思い出したり、気分が悪くなるという方もいらっしゃるようですが、それは「今ここに集中できるような状態にない」からだと思います。

マインドフルネスそのもののやり方から見直しした方が良いと思いますし、マインドフルネスをやってはいけない理由にはならないと私自身は思います。

ただし、精神疾患やトラウマに悩む方は、瞑想状態に入る前にどうしてもアクセスしやすくなりますので、マインドフルネスストレス低減法を専門のトレーナーの指導を仰ぎながら取り入れる事をおすすめします。

マインドフルネスは根本原因の解決に使うもの

マインドフルネス魔境

マインドフルネスに期待される効果として、

  • ストレス軽減
  • 感情のコントロール
  • 集中力のアップ

などが挙げられますが、なにか問題を抱えている状態で、根本的な原因の解決のためにマインドフルネスを使うというものでは、そもそもありません。

マインドフルネスをしたからって、問題が直接解決に結びつく・・なんて事はありませんので、根本的な原因の解決を求めている方は、セラピーやカウンセリングを受けられるもしくは、コーチングやコンサルティングで問題解決に直接結びつく方法を選ぶのが一番でしょう。

マインドフルネスの効果については、【2020年完全保存版】マインドフルネスとは何?グーグルも採用するヨガとは違う奇跡の効果を科学的に検証してみたで詳しく書いていますので、参考にして下さい。
そもそも、マインドフルネスは「判断を下すという事事態が、今に集中している事にならない」ので、マインドフルネスをしている事になりません。
今ここに集中できる瞑想をしっかりと学び、取り入れ、毎日のマインドフルネスを続けられるような環境づくりを先に行うのが良いかと思います。

ストレスについて

マインドフルネスは、ストレスを軽減に効果的と言いましたが、補足としてそもそもストレスとは何なのか?を知っておくと理解が深まると思いますので、ここで解説を加えておきます。

まず、ストレスですが、ストレッサーと呼ばれる状況要因があり、心や体に溜まっていくものです。

心や体に溜まったストレスは、個人の抵抗力によって差が出ますが、身体、心、行動といった外に出てくるのですが、個人の抵抗力が強い状態であれば「ストレス耐性に強い」と言い、弱い状態であれば「ストレス耐性に弱い」と言います。

マインドフルネスは、ストレス耐性に強い心の状態を創っていくのに丁度よい方法だと言えます。

日々、ストレスを受ける生活が変わらない、例えば毎日通勤で満員電車に乗らないといけないという事実は、マインドフルネスをしても変わる事はありません。

マインドフルネスをする事で、満員電車に押し込まれても、心のゆとりが持てたりする心の状態を創る、そう思って頂けると良いかと思います。

できれば、ストレス耐性に強くなるために習慣や環境を変えるのが一番ですが、食事や運動でリフレッシュする事や瞑想やマインドフルネスを日常に取り入れるだけでも大きな効果がありますので、是非とも試してみて下さい。

 

マインドフルネスをやってはいけない人がいるのは事実

マインドフルネスやってはいけない人

マインドフルネスについて、研究成果もある中で誤解している事はここまで書いてきましたが、すべての人にマインドフルネスをやらせても大丈夫なのか??といえば、これも誤解があり、マインドフルネスをやってはいけないという人も中にはいます。

いくつかのやってはいけない理由を挙げたいのですが、

  1. 精神疾患で悩んでいる方
  2. マインドフルネスのやる目的が明確でない方

の2つに絞りたいと思います。

精神疾患でお悩みの方はマインドフルネスは悪影響

1つ目ですが「精神疾患でお悩みの方」ですが、先程も触れていますが、精神疾患で悩んでいる方に、そもそも瞑想をさせる事は出来ませんし、やってはいけないです。

お医者さんと相談して、治療方針を決めているはずですので、お医者さんの指導に従っていただくのが一番です。

無理に瞑想やマインドフルネスをする事で、過去の問題にアクセスしたり、トラウマがフラッシュバックしたりする事もありますので、絶対に自己判断で行うことがないようにご注意下さいね。

マインドフルネスのやる目的や理由が明確でないのはもったいない

2つ目ですが「マインドフルネスをやる目的が不明確」な方は、マインドフルネスをやっても期待する効果は限定でしょう。

マインドフルネスは

質×時間×価値の自覚×やる理由
この4つが揃わなければ、マインドフルネスを続けられないと教えられました。
「確かにそのとおりだな」
って、今だからこそわかりますが、今からマインドフルネスをやるとして、「ただじっとして15分椅子に座り続けて」と言われるだけでしたら、誰が座るでしょうか?
「椅子に座るだけでストレスが解消するから」と言われて、多くの方は続けるでしょうか?
そうなんです。
「マインドフルネスの価値が分からないと続けられない」
「マインドフルネスをやる理由がなければ続けられない」
という事なんです。
もし、今までにマインドフルネスをやってきたけど、いまいちピンと来ないだったり、効果が分からないという方がいれば、まずは下記の4つを見直ししてみましょう。
1.「今ここに集中できる」質の高いマインドフルネスなのか。
2.「今ここに集中できる」マインドフルネス状態に最適な時間配分なのか。
3.マインドフルネスはいかに価値あるものなのか、理解出来ているか。
4.マインドフルネスをやる理由は明確か。
価値があるのか??は私のマインドフルネスという瞑想を続けた結果、人生に迷走しなくなった体験談もありますので、参考になれば幸いです。

マインドフルネスをやってはいけない人なんていない まとめ

いかがでしたでしょうか?マインドフルネスをやってはいけないという人は、結局のところ

自分自身で決めれない自分軸のない人

だけに限られるのでは無いでしょうか??

自分軸がない理由に

なぜ、マインドフルネスをやろうと思ったのか

が明確でないからなのも大きな原因だと思います。

 

私は、マインドフルネスをやる理由は

「世界中に独立自尊の心を持った大人や子供をたくさん育て、心身ともに健全な世界を創る」

という人生の目的を果たすために、ゼロポイントフィールドと繋がり、自分の力では解決できないので、周りの力とも繋がって潜在意識を開放していく必要があるので、マインドフルネスを日々行っています。

そのため、歯磨きをする、お風呂に入る、ご飯を食べる

というレベルと同じくらい、日常生活に取り入れる事が出来ています。

 

4つのキーポイントはすべて「掛け算」です。

どこか一つでも「0」が入れば、どれだけ質の良いマインドフルネスのやり方や環境を手に入れていても無駄ですし、価値が分かっていても意味をなしません。

大きな夢や目標を立て、人生をかけてやり遂げたい事を動かすために、マインドフルネスを活かして頂きたいと思いますし、そのために今回の情報がお役に立てれば幸いです。

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ゼロポイントフィールドに関する仮説、量子力学や瞑想でお金や自由を引き寄せましょう

ゼロポイントフィールド(Zero Point Field)とは、一言で表すなら「宇宙のすべての場所に存在するエネルギーの場」と表現する事が出来ます。

宇宙の起源とも言える、ゼロポイントフィールドは、量子力学の研究が進み、宇宙や地球や人間の起源が解明されてくる中で、より鮮明に理解ができるようになってきています。

今、ゼロポイントフィールドの仮説が、定説となり、これまでスピリチュアルな分野で語られてきたような「宇宙の法則」や「引き寄せの法則」が、理論に基づいたものである事が、いずれ脳科学などでも証明される日が来るかも知れません。

 

しかし、現時点では仮説の域を超えない説があったり、ゼロポイントフィールドを理解するのに疑問点もたくさんあります。

ここでは、ゼロポイントフィールドの現時点での研究成果(仮説段階含む)を示しながら、個人的な見解を述べさせて頂き、今後どのようにゼロポイントフィールドが活用されるのか??をお話していきます。

 

ゼロポイントフィールドは、ペンタゴンで実験対象に

ペンタゴン

ゼロポイントフィールドは、スピリチュアルな分野に留まらずアメリカ国防省「ペンタゴン」で国家的なプロジェクトとして研究が進められていた時期がありました。

アメリカ国防省は、

  • 国防長官府
  • 各軍部門 陸軍省、海軍省、空軍省
  • 統合参謀本部
  • 統合軍部門 北方軍、中央郡、欧州郡、アフリカ軍、インド洋太平洋軍、南方軍
  • 機能別 サイバー軍、特殊作戦軍、宇宙軍、輸送者
  • 国防総省外局 国家安全保障局 、国家地球空間情報局 、国家偵察局 、国防法務局 、国防契約監査局 、国防予算経理局 、国防情報局 、国防保安部、国防情報システム局、、国防安全保障協力局 、国防物品販売局、、ミサイル防衛局、国防兵站局、国防契約管理局、国防高等研究計画局、国防脅威削減局、ペンタゴン防護局
  • 現業部門 アメリカ軍広報部 、戦争捕虜・行方不明者局 、国防総省教育本部 、国防総省人材本部 、経済調整局 、国防厚生管理本部 、ワシントン本部管理部 、州兵総局

と組織が別れていますが、ゼロポイントフィールドの研究はステルス爆撃機と光コンピューティングの技術に次いで、国防省を挙げて研究を進めていたというのですから、驚きです。

 

ゼロポイントフィールドを量子力学からの視点で見ると

ゼロポイントフィールド 量子力学

量子力学の学者の間では、ゼロポイントフィールドは当たり前の存在として知られており、完全に無であったり、真空という状態は存在しないという事を言っています。

原子論の代表的な科学者であるハイゼンベルク氏も、粒子が完全な状態で止まっている事はなく、常に運動しているという事を言っています。

 

また、ゼロポイントフィールドの元となる素粒子は、他の量子とエネルギーの交換を行いながら、瞬時に相互に結合したり、無に戻ったりととランダムな変動を起こしているのです。

この事を物理学のハロルドパソフ博士が注目し、研究を進めていくと、それぞれのエネルギー変動は小さいものに過ぎませんが、宇宙空間にある全ての粒子をエネルギー計算すると、

「一立方メートルの空間に含まれるエネルギーが、世界のすべての海の水を沸騰させるに足る」

ほどの膨大なエネルギーである事を突き詰め、ペンタゴンは軍事利用したのだと思います。

 

ゼロポイントフィールドが個人が活用し繋がるとどうなる?

ゼロポイントフィールド 個人とのつながり

ゼロポイントフィールドのエネルギーの可能性は、まだまだ未知で仮説から実証されないものも多いですが、パソフ博士によると、

「20世紀が原子力エネルギーの時代だとすると、21世紀はゼロ点エネルギーの時代かもしれない」

と表現し、そのエネルギーの活用が期待されますが、では個人に対してゼロポイントフィールドはどのような繋がりがあるのでしょうか?

ゼロポイントフィールドと個人が繋がるとは?

ゼロポイントフィールド 超能力

パソフ博士は、ゼロポイントフィールドについてしばしば話題にあがる「超能力との結びつけ」に対して疑問を感じており、パソフ博士はゼロポイントフィールドをエネルギー源としての活用を研究はしていますが、超常現象に関しては物理学的な裏付けをしていません。

そのため、ゼロポイントフィールドを活用した超常現象や超能力を得よう!

と言った話しではなく、あくまで現時点までの研究成果を基に、仮説として「ゼロポイントフィールドと個人が繋がったら、どんな事になるのか?」を予想していきましょう。

 

まず結論から言いますと、人間は例外なく誰しもが「ゼロポイントフィールドと繋がっている」のです。

それどころか、我々が使う様々なモノ、例えばスマホ、文房具、パソコン、テレビ、冷蔵庫・・・Wi-Fiなどの目に見えないものまで、全て見ているもの、触れているもの、感じているものは「素粒子で出来ている」のです。

全ての存在、出来事は素粒子で出来ていて、この素粒子が存在するポイントの事、ここをゼロポイントフィールドと呼んでいるのです。

よって、全ての人間を含める物体は、素粒子の塊なわけですから、我々もゼロポイントフィールドの中でお互い繋がり続けているという事です。

肉体と精神の話し オーラの話

ゼロポイントフィールド 瞑想

霊能力やスピリチュアル世界の話になってきますので、信じるも信じないも個人の自由ですが、情報提供として書かせて頂きます。

肉体が生存活動をするにあたって、宇宙エネルギーを身体に取り込む事が必要になりますが、このようエネルギーを取り込んだ状態を霊眼で見ると多色の発行体に見えるそうです。

その発行体を「オーラ」と呼ぶ事もありますが、オーラの事を「エーテル体」と呼ぶ方もいます。

さらに、神智学の経典によると、人間の身体はエーテル体だけでなく、よくよく見ていくと8階層に分かれており、

肉体 → エーテル体 → アストラル体(感情体) → メンタル体(精神体) → コーザル体(思考体) → ブッディ体 → アートマ体 → モナド体
から成るのだそうです。
細かい8階層の事はここでは触れませんが、エーテル体が肉体と20cm程度の距離であるのに対し、コーザル体に至ると肉体から5mの距離まで拡がるです。
その上のモナド体になれば、地域、日本、もしかすると全世界へと拡がるほどの範囲まで拡がる事が考えられますが、ひとまずコーザル体で考えた場合でも、5mの範囲の中に他人が入ってくる事は十分に考えられますよね?
つまり、お互いのコーザル体(もしくはそれ以上のオーラ体)を繋ぎ合わせれば、「全世界の全ては繋がっている」となり、さらに宇宙とも繋がりを持つ事が出来るのです。
さらに、宇宙も素粒子で出来ていますので、その一つ一つにオーラがあるのであれば、全て無限に繋がっている。
という事が言えるわけですね。

ゼロポイントフィールドにアクセスし繋がるには

ゼロポイントフィールド 瞑想

このオーラの話を聞いた時に、ゼロポイントフィールドが素粒子が合わさって繋がっているという話と合致し、私の中で量子力学でも証明されている説なので、仮説の中でも信じるに値する情報だと思い、ゼロポイントフィールドを個人に活用出来ないか??といろいろと情報を探したところ・・
瞑想
こそ、ゼロポイントフィールドにアクセスし、繋がる事ができる簡単な方法だという事を突き詰めました。

ゼロポイントフィールドがなぜ瞑想で繋がるのか?

しかし、ゼロポイントフィールドの莫大なエネルギーを個人に活用するのに、なぜ「瞑想」なのか?

私自身、瞑想を日常生活に取り入れていますので、瞑想の可能性は十分に理解しているのですが、瞑想をやり続ける事でいわゆる「宇宙の法則」だったり、「引き寄せの法則」を起こそうなんて想いは無いんです。

宇宙の法則とは

ゼロポイントフィールド 宇宙の法則

宇宙の法則は、ワンネスや波動の事を説明している書籍やブログもありますが、自己啓発のセミナーなどに出ると「自分の中の宇宙を引き出せ」みたいな事を言われたり、よく分からないし、非科学的な事は信じないタイプですので、正直どうでも良かったんです。

しかし、ゼロポイントフィールドという量子力学で見た場合に、宇宙の法則は「波動」で出来ており、全てはワンネス(全部1つに繋がっている)というものだったので、

「これは一緒の事を意味しているな」

と理解したのです。

引き寄せの法則とは

引き寄せの法則

そしてもう一つ、引き寄せの法則についてですが、一言で言えば「自分で想像した事は引き寄せられ現実化する」というものです。

「思考は現実化する」と自己啓発で有名なナポレオン・ヒル氏も同じような事を言っていますが、

「類友の法則」

とも呼ばれるように、良いことばかり引き寄せるのではなく、悪いことも引き寄せてしまうのが、この法則の特徴です。

不平不満、愚痴、悪口を言い続けていると、それらの言葉が「言霊」となり、イメージが現実となる事も大いにありますし、そんな経験をした事がある方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

「じゃあ、お金持ちになりたいから、お金持ちになった時の事を想像したら良いのか?」

と思われる方もいらっしゃいますが、実はそんな簡単なものではなく、具体的にお金持ちになってどうなりたいのか??お金を何に使うのか?をイメージ出来なければいけません。

具体的なイメージや目的もなく、運良く(本当を言えば悪くですが・・・)宝くじに当たってしまい、いきなり大金を手にしても、それで幸せになる事はなく、むしろその後の生活が一変したという方も少なくありません。

 

引き寄せの法則を書き続けると、それだけで一つの特集記事が出来てしまいますので、ここでは割愛しまたの機会に書かせていただきますが、ウォレス・ワトルズは引き寄せの法則について、

「思考する原子物質が存在し、そこに思考を送り、刻みつけると、それが形となって現れる」

と科学的な根拠を示して、存在を認めようとしています。

 

ここで、先程のゼロポイントフィールドに戻りますが、

全ての存在、出来事は素粒子である

つまり、思考する原子物質という表現についても、思考も全て素粒子と考えることができれば、ゼロポイントフィールドと同じだという事になりますよね??

私は、宇宙の法則も引き寄せの法則も、それぞれを信じていたわけではなく、ゼロポイントフィールドを知った事で、そこから論理的に考えた結果、両方とも理論に合致する可能性があるという事で、信じる事にしたという事です。

結論としては、
ゼロポイントフィールドの論理から考えると、宇宙の法則も引き寄せの法則も可能、そのために瞑想で内なるエネルギーを高めることが出来れば、ゼロポイントフィールドと個人が繋がり、莫大なエネルギーを活用することが出来る
とう事が言えるのではないか??と想い始めたのです。

マインドフルネスとゼロポイントフィールドの可能性

マインドフルネス ビジネスへ応用

瞑想は、今まで

  • 感謝の気持ちを持つため
  • メンタルの安定のため

のために行ってきましたが、逆を言えばその程度の可能性しか感じずやってきた瞑想が、まさか宇宙の法則や引き寄せの法則に繋がる可能性があるなんて想像しただけで、本当であれば凄いなと想いませんか?

私は、それで「本当だったら凄い」と、今まで瞑想を続けてきたのですが、さらに研究を進め行き着いた瞑想法が「マインドフルネス」と呼ばれる方法だったのです。

マインドフルネスは、アメリカが発祥で生まれた「世界で一番の最高の休息法」です。
脳は、何もしていない車で言うところのアイドリングの状態であっても、身体が消費するエネルギーの20%を使うのです。
体重で見ると、脳みその重たさはわずか2%にしか過ぎないにも関わらず、これだけの消費量を誇る脳は凄くないですか?
しかも、20%というのは「何もしていない」状態の事ですので、仕事などで使っている場合は、もっと大きなエネルギーを消費し疲れてしまうわけです。
そのため、定期的に脳を休めないといけないという事で、アメリカで研究が進んだところで、最新のメンタルトレーニングとして人気が高まってきたのが、マインドフルネスなのです。

ゼロポイントフィールドの仮説に関するまとめ

仮説

今回、ゼロポイントフィールドについて仮説をたどりながら、様々な説との突き合わせをしてきましたが、最終的に瞑想(=私の中ではマインドフルネス)が、ゼロポイントフィールドのエネルギーを使えるマスターキーなのでは??
という自分の中での仮説を立てています。
私は研究者という立場でなければ、研究成果を発表する論文を書くような学者でもありませんので、ゼロポイントフィールドについて検証したり、仮説を追求しようとは想いません。
お偉い方々が証明してくれたものの中で、より成果になりそうなもの、自分が求めるより良い人生へと繋がる情報にアクセスしたいと思っていて、ゼロポイントフィールドもマインドフルネスもその一つの答えにしか過ぎません。
そのため、今後もマインドフルネスを通して、ゼロポイントフィールドの存在を自分自身で証明していく事になると思いますが、だからと言って、シェアはできても繰り返しになりますが、論文を書いたりすることはありませんので、定説として推すなんて事も致しませんので・・
信じるも信じないも、あなた次第
となるかと思いますが、少しでもヒントになったり、お役に立てたら幸いです。

マインドフルネスをビジネスに応用する企業続出!なぜ日本で市場規模が拡大しているの?

マインドフルネスは、瞑想やヨガといったメンタルトレーニングの一種で、アメリカでは心理療法でも使われたり、Googleをはじめとする超一流企業が社員や組織マネジメントのために採用されるほど注目されています。

日本ではメンタルトレーニングの市場規模は750万人を超えるとも言われていますが、主にヨガが人気ですが、最近では企業や一流パーソンの間でポーズを取らず、マットなどを敷かず、どこでも出来るマインドフルネスが密かにブームとなってきています。

今回、ビジネスパーソンになぜマインドフルネスがおすすめなのか?について、私が日々実践した体験とも合わせてお答えしていきます。

 

マインドフルネスとは何?

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、瞑想法の一つですが他と違うのがポーズに集中したり、呼吸に集中するのではなく「今ここに集中」する事にフォーカスした瞑想です。

今ここに集中と言われても、いきなり過ぎて分かりにくいと思いますので、もう少し具体的にすると、瞑想をする際に「五感を活用する」という事です。

五感とは、

  1. 視覚
  2. 聴覚
  3. 嗅覚
  4. 触覚
  5. 味覚

の5つの人間が持つ感覚ですが、五感で今感じるものをそれぞれ意識を向けて、瞑想を行います。

瞑想というくらいですから、呼吸を整えて、リラックスした環境が出来ますし、朝起きてすぐ、昼食を食べてから休憩時間に、寝る前になど、お好きな時間に好きなだけ行う事が出来ます。

マインドフルネスをやって頂くと分かるのですが、今ここに集中と言われても、他の事を考えてしまったり、時には眠ってしまうような事もありますが、眠ってしまったら効果がない・・とかそんな事もありませんので、ご安心下さい。

もし、雑念が湧いてきたり、眠ってしまったりした場合は、また「今ここに集中」し、自分の五感に意識を向けて見るようにしましょう。

例えば、

  • 目を開けてマインドフルネスをしているなら、何か見えるものがあればそこに集中
  • 聞こえる音があれば、音に集中
  • 触覚は、肌に触れる洋服や椅子に持たれている感覚、お尻の感覚や地面を踏みしめる感覚に集中
  • 嗅覚は臭いがあれば、例えば花の臭いなどに集中

といった感じでOKです。

Googleだけでない、マインドフルネスを導入する大手企業

マインドフルネス Google

アメリカのシリコンバレーでマインドフルネスは積極的に導入する企業が増えていますが、きっかけはGoogleが導入した事にありますが、他にも

  • Apple(アップル)
  • Intel(インテル)
  • Twitter
  • Nike(ナイキ)
  • マッキンゼー・アンド・カンパニー
  • ゴールドマン・サックス
  • Yahoo株式会社
  • Sansan株式会社
  • メルカリ

といった、アメリカや日本の一流企業でも導入が進んでいます。

また、ハーバード大学、コロンビア大学といったビジネススクールでも、カリキュラムとして採用されるほど人気があります。

それぞれの企業が導入した背景を少しお話すると、

たーくん

Googleは、世界を変えるような画期的なアイデアや誰も見た事のない新しいサービスや商品を生み出す創造力を求められるため、心身ともにフル回転させる事に対し、強いストレスを抱えて苦しむ社員もいたとの事で、マインドフルネスを採用したそうです。

Appleは、Googleと同じく社内に瞑想ルームを用意し、勤務時間中でも30分程度の時間を瞑想にあてる事が出来ますが、社員の創造力を刺激したり、エンジニアのパフォーマンスを上げるために採用したそうです。

ゴールドマン・サックスは、年収2,000万を超えるエリートビジネスマンが世界中から集結し、日々金融業界のハードな業務をこなしていますが、社員の健康プログラムにマインドフルネスの回復力(レジリエンス)を取り入れているそうです。

Yahoo株式会社は、企業内大学であるYahooアカデミアの中で、リーダ育成のプログラムにマインドフルネスを導入しています。Yahooではマインドフルネスではなく「メタ認知トレーニング」と呼ばれるプログラムになりますが、中身は一緒でメンタルトレーニングだけでなく、人材マネジメント能力の向上にも瞑想が活かされています。

Sansan株式会社は、Googleが開発したSIY(Search Inside Yourself)と呼ばれる瞑想プログラムを日本国内ではじめてマインドフルネスを全社に導入した企業として有名です。

新興企業であるメルカリも、本家IT企業に倣い、マインドフルネスを導入していますが、実は会社で導入したわけではなく、社内の自発的な部活動でマインドフルネス部を立ち上げ取り組んでいるとの事です。

 

どんな企業も、社員のメンタルヘルスやパフォーマンスの向上、組織マネジメントは常に課題を持っていますので、マインドフルネス一つ導入するだけで、

瞬間、瞬間、今この時に気付き、好奇心、思いやりの気持ち、ストレスフリーな気持ちが満ち溢れる

のであれば、費用はかからいので、今後も市場規模は大きくなっていくのでは無いでしょうか。

マインドフルネスはなぜビジネスで求められるようになったの?

マインドフルネスをビジネスパーソンが取り入れる理由は?

マインドフルネスはお金をかけず自己成長、自己啓発に繋がるトレーニングのため、企業からしても人財開発や組織力アップによる売上に貢献するビジネスパーソンを一人でも多く雇用するのに、コストをかけずに出来るのであれば、誰しもが導入したいと思うはずです。

マインドフルネスは、アメリカで最初に用いられたのはセラピーの分野、つまり医療に関連した分野でしたが、今では医療分野よりも一流の企業やビジネスパーソンにこそ必要だと認識されつつあります。

特に日本では、物が溢れかえり、手に入れたければお金を出せば手に入る時代となり、食べる事に困る事はありませんので、他人との差別化が難しくなってきています。

また、インターネットが登場し、iPhoneが生まれ、デジタル時代も進化し、いよいよ5Gの時代へ突入し、これからは家電などモノとネットが繋がるIOTやロボットなどのAIが活躍する時代へと突入していく事になります。

このような複雑な時代構造を「VUCA

  1. Volatility(変動)
  2. Uncertainty(不確実)
  3. Complexity(複雑)
  4. Ambiguity(曖昧)

と呼びますが、何が起きるか予測不能な時代でも、時代変化に即座に対応し、柔軟性や行動力のあるビジネスパーソンが生き残っていく事になり、そんな時代はすぐ目の前まで迫っています。

 

マインドフルネスのビジネスへの効用

マインドフルネスで思いやりを育む

マインドフルネスのビジネスへの効用ですが、

  • 個人
  • 組織やコミュニティ

それぞれへの効用があると言われていて、いずれもメンタルコントロール、チャレンジ精神向上、他人への思いやりといった「EQの向上」が期待できます。

EQとはEmotional Intelligence Quotientの略ですが、日本では「こころの知能指数」と呼ばれたりしますが、IQが知能指数として頭の良さを表す数値なのに対し、EQは仕事への取り組み姿勢や人間関係といった内面の状態を数値化します。

マインドフルネスは、一人ひとりが取り組む事で、感情のコントロールが上手くなり、マインドフルネスを行った人が集まり組織となれば、揉め事も少なくなり、相手を思いやった行動を取れるようになり、本来自分たちが結果をあげたい仕事にパワーを集中する事が出来るようになります。

組織の場合は、お互い感情コントロールが出来、思いやりを持った行動をする人が増えるため、共感力の高い意思決定を行う事が出来るのです。

マインドフルネスとプレゼンティズム

プレゼンティズムによるやる気低下

近年の日本では、健康経営の推進のため「プレゼンティズム」と呼ばれる指標がよく使われるそうです。

プレゼンティズムとは、疾病就業と呼ばれる状態で、企業の生産性を低下させる一員になります。

前述の通り、マインドフルネスを行うことで、個人のパフォーマンスを向上させ、仕事意欲の向上が期待されたり、マインドフルネスを行う個人が集合する事で、組織力もアップしていくため、プレゼンティズムが起こりにくくなります。

プレゼンティズムを計測する指標は、WHO(成果保健機関)で定められており、マインドフルネスをする前と後でプレゼンティズムを計ってみたところ、20%も改善が見られた事例もあるそうです。

実は、経済産業省はプレゼンティズムによる経済損失を算出するのに指標を使っており、一人あたり30万円に及ぶ経済損失がプレゼンティズムで生まれているそうです。

これらの損失を埋める事ができれば、それだけ日本経済は20%アップするわけですから、今後労働人口の現象でさらに落ち込むと予想される国内の経済力を外国人で賄うだけでなく、日本人の力によって埋めていく事が出来るようになるのでは無いでしょうか。

より詳しく、マインドフルネスの効用や医療分野での効果など詳しくまとめた記事がありますので、合わせてお読み下さい。
→ 【2020年完全保存版】マインドフルネスとは何?グーグルも採用するヨガとは違う奇跡の効果を科学的に検証してみた

瞑想が流行の現代!マインドフルネス以外のおすすめは?

マインドフルネスの可能性

現代社会はストレス時代のため、メンタルケアとして瞑想が流行っていますが、私が行っているマインドフルネスは、瞑想以外にも「今ここに意識を向ける」ように工夫をしています。

瞑想以外の方法では、

  • 呼吸に意識を向ける。
  • 五感に意識を向ける。

という方法ですが、その他に世界中では

  • ジャーナリング
  • リスニング

によるマインドフルネスを行う人もいらっしゃるようです。

私の場合ですが、呼吸に意識を向ける際には「丹田に集中」して瞑想を行う方法です。

丹田は、おへそのちょっと下あたりにあるツボの事ですが、そこに呼吸を集めるイメージでマインドフルネスを行います。

五感の活用については、前述しましたので、ここでは割愛します。

そして、ジャーナリングですが、「今思っている事をありのままに書く」という方法だそうで、とにかく何も考えずにひたすら書き続ける事で一切の評価はしません。

何かテーマを決めて、テーマに関する事を思いつくままに紙に書き続けるでもOKです、ジャーナリングをやった方とやらなかった方で再就職率が40%も変わったという例もあるそうなので、空き時間に試してみましょう。

イメージとしては「ブレーンストーミング」のようなもので、紙にひたすら書き出すという事と思えば、ビジネスパーソンには分かりやすいかも知れませんね。

最後のリスニングですが、ただ相手の話をひたすら聞き続けるというマインドフルネスだそうです。

いわゆる「傾聴」と呼ばれる手法ですが、相手の話を聞いた事に対して、何も評価や判断はしないという事が前提になります。

傾聴が上手になると、人間関係が構築しやすく、相手が受け入れてやすくなってきますので、身につけておいて損はないスキルですので、是非とも取り組んでみましょう。

 

マインドフルネスとビジネスの関係を知るのにおすすめの本

マインドフルネスがビジネスにいかに有用か?をもっと深く学びたいという方におすすめなのが「本を読む」事です。

私もマインドフルネスに関する書籍を何冊か読破しましたが、手っ取り早くマインドフルネスを学び実践するなら本がコスパに優れていますし、手軽に学べます。

セミナーや研修会に参加するという事も出来ますが、マインドフルネスもやり方はとても簡単ですし、すぐにでも始めたいという事でしたら、以下の2つの本を手にとって頂くのをおすすめします。

1つ目ですが、「Googleのマインドフルネス革命」です。

Googleのマインドフルネス革命

私のマインドフルネス思考の原型を作ったのは、この本だと断定しても良いほどの良書です。

Googleの人財開発部門のビル氏が監修していますので、Googleで行われている実例などを紹介し、実践的な本です。

 

そして、もう1冊が「世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」」です。

検索結果 ウェブ検索結果  世界のエリートがやっている 最高の休息法

こちらの本は、精神科医による著書ですが、難しい文献などはなく、とても分かりやすくマインドフルネスについて知ることが出来ます。

マインドフルネスという分野に関わらず、脳科学の見地から瞑想の可能性を見ることが出来ますので、とても良書だと思います。

 

あとは、読んだことがないので紹介だけになるのと、マインドフルネスというより脳の休息という視点で興味がある本が

「マインドフ西野精治のスタンフォード式 最高の睡眠」です。

YouTuberの中田敦彦さんもチャンネル内で紹介しており、面白そうだなと思っていて、暇があれば読んでみたいなぁと思います。

 

マインドフルネス今後のビジネスモデルはどうなる?

マインドフルネスがビジネスモデルを拡げる可能性

マインドフルネスの可能性をここまでのお話でも十分理解いただけたと思いますが、今後マインドフルネスはさらに多くの企業、フリーランス、個人事業主が導入していく事になるでしょう。

私個人としては、瞑想やマインドフルネスが日本の文化となればと思うのですが、日本では瞑想に対しても「怪しい」だったり、「効果がない」と受け入れない方々が多いのも事実です。

しかし、どのような分野でもいわゆる「80:20の法則」が働くと思っていますので、どんなに素晴らしい事であっても20%の方は絶対に反対するという事も分かっています。

そのため、日本で普及が最大限に拡がったとしても、人工の80%8,000万人前後かなと思っています。

前述の通りヨガを合わせて瞑想は日本での実践者は750万人を超えている日本の市場規模感ですが、まだまだ最大で10倍に拡げる事が出来る可能性がある市場です。

また、マインドフルネスを通して、感情コントロールが上手くなり、EQの高まりで個人の成長が見られ、プレゼンティズムがない企業、組織力がつけば、最終的には「世界平和」へと繋がるのでは無いか??とGoogleのマインドフルネス革命でも紹介されていました。

最終的には、争いのない平和な世の中が、もしマインドフルネスを通して出来るのであれば、とても素晴らしい事だと感じませんか?

私は、書籍を独学で呼んだり、マインドフルネス関連のセミナーに参加する中で、マインドフルネスの可能性は十分に世界平和に繋がると感じましたし、正しく拡がっていく事を望んでいますので、こうやってマインドフルネスの可能性を定期的に情報発信させて頂いています。

人類の発展、世界平和のために、マインドフルネスを日本の文化に
を合言葉に、日々マインドフルネスを続け、定期的に情報発信もしていきたいと思いますので、引き続きお付き合いお願い致します。
 私のマインドフルネス継続談です。

マインドフルネスとは何?意味ややり方が分かれば究極の瞑想法と分かります!

マインドフルネスは、「今ここに集中するしている心のあり方」の事を言います。

1979年に、アメリカでマインドフルネスストレス低減法(MBSR)として研究が進められて、今日まで進化してきていますが、企業や個人がマインドフルネスの価値に気付き、積極的に取り入れていこうとなってきたのは、まだ10年も経っておりません。

マインドフルネスは、禅の教えをベースとして仏教色を排除した瞑想のプログラムになりますが、今日ではGoogleやFacebookといったシリコンバレーのIT企業が積極的に採用するなど、労働パフォーマンスを向上のために素晴らしい価値を提供しています。

企業も個人もこれからの時代は、いかに効率よくパフォーマンスを高められるか?が重要です。

1日10分程度から出来るマインドフルネスを実践する時間を取っていただき、マインドフルネスの価値に気付いけるように、マインドフルネスとは何??を紐解いていきます。

 

マインドフルネスとは意味は?簡単に言えば

マインドフルネス 簡単に言えば

最初に、「マインドフルネスとは何か?」という事を明確にしておく必要があります。

マインドフルネスに関して、早稲田大学人間学学術院の熊野宏昭氏は論文の中で、

「今の瞬間の現実に気付きを向け、その現実をあるがままに知覚して、それに対する思考や感情には囚われないでいる事」

と意味づけしていますが、もう少し簡単にマインドフルネスを表現すれば、

今この瞬間に集中した瞑想

の事を意味しています。

マインドフルネスとは 心理学の面でも応用

マインドフルネスは、心理学や医療の分野でも注目を集め始めたのは、ジョンガバットジンが創始した「マインドフルネスストレス低減法(MBSR)」で、認知療法などにも臨床活用され、さらに

  • 弁証法的行動療法
  • アクセプタンス&コミットメント・セラピー(Acceptanceand Commit−ment Therapy : ACT )

においては、再発性のうつや様々な不安障害だけでなく、慢性疼痛、物質依存、がん、糖尿病をはじめとした生活習慣病、境界性パーソ
ナリティ障害、精神病性障害まで、様々な症状を改善させる事が出来ました。

少し専門的な話になりましたが、簡単に言えば、様々なメンタル療法にマインドフルネスを取り入れた結果、良い結果をもたらす事が出来たという事で理解頂ければと思います。

マインドフルネスとは うつ病はじめ精神疾患にも有効?

科学的にマインドフルネスを研究した事で、1979年にマサチューセッツ大学のジョン・カバット・ジン博士の手によってMBSR(Mindfulness-based stress reduction)を開発し、

  • 慢性疼痛をはじめ、喘息、糖尿病などの信頼的な病状改善
  • 不安、不眠、恐怖症、摂食障害、うつ病など、精神的に困難な状況を改善
  • 学習や記憶、感情コントロールに関する脳の領域が活性化
  • 思いやりや共感といった心理的な機能が向上
  • 交感神経系を落ち着かせ、副交感神経系を活性化
  • 免疫システムの働きを向上

といった身体的な疾患に対しての効果が認められ、広くマインドフルネスが認知される事になります。

マインドフルネスとは 瞑想との違いは??

マインドフルネス 瞑想

マインドフルネスは「今ここ=現在に意識を向けた瞑想」という表現をしたとおり、瞑想の一種である事は間違いないですが、他の瞑想と何が違うのか??をここで確認しておきましょう。

いわゆる瞑想と呼ばれるものですが、有史以前から存在し、起源はチャンツ(詠唱)やマントラ(真言)を含む宗教からはじまっています。

古い記録では、ヒンドゥー教の聖典「ベーダ」、中国やインドでは仏教や道教の中で瞑想を取り入れる事になりますが、マインドフルネスは20世紀に入ってから欧米で研究が重ねられ、仏教でいうところの「念(サティ)」の事を指します。

もう少し分かりやすい表現をすると、

  • 瞑想は、心の状態を知り、自己パフォーマンスを最大化するための意識や集中状態に達するためのトレーニング
  • マインドフルネスは、呼吸を通して、今この瞬間へ意識を向ける心のあり方。

と言えます。

また、仏教では座禅を組む事で瞑想状態へと入っていく事が出来、ヨガの場合はアーサナーポーズに意識を向ける事で瞑想状態へと入っていく事が出来ますが、マインドフルネスは「呼吸に意識を向ける」事で瞑想状態を創りますが、ほかの瞑想とは違って、深く瞑想状態へ入る事を目的としているわけではありません。

マインドフルネスとは ヨガとの違いは?

マインドフルネス ヨガ

マインドフルネスのような瞑想とヨガにはどんな違いがあるのか?という点ですが、ヨガは瞑想に入るための「技法」であって、アーサナーと呼ばれるそれぞのポーズに集中する事で、瞑想状態へと入っていく事が出来ます。

マインドフルネスは、特に決められたポーズがあるわけではありませんし、ポーズに集中する代わりに呼吸に集中するというのが、マインドフルネスの特徴です。

また、マインドフルネスとヨガでは、

  • マインドフルネスは、ストレスの緩和や集中力を高めそれぞれの目標を達成する事を目的とする。
  • ヨガは、瞑想の末に到達するディアーナと呼ばれる精神状態に達する事を目的とする。

と、それぞれの到達目的が違い、極端な例ですが、マインドフルネスでは瞑想で得られる精神状態まで至らずとも、集中力を高める事で仕事や勉強などのパフォーマンスがアップすればOKです。

そのため、浅い瞑想状態であっても、効果が確認できればマインドフルネスではOKとなりますので、日常生活でも取り入れやすく、また高いパフォーマンスを発揮できる方法として、多くの企業や個人が取り入れるようになっているのです。

 

マインドフルネスとは やり方は自由?

今すぐにでも時間を取ることができれば、すぐに始められるマインドフルネス。

取り組み方はとても簡単です。

  1. 姿勢を正します。
  2. 呼吸や五感に意識を向けます。
  3. 適度な時間、瞑想状態を継続します。

1つ目の姿勢を正すですが、椅子であっても、寝ても、床にあぐらをかいて行っても良いですが、一つだけ意識したいのは「丹田呼吸法」です。

おへそから指4本分下あたりに「丹田」と呼ばれるエネルギーが貯まる場所がありますので、そこに空気が入り込むように呼吸を意識して取り組んでください。

マインドフルネス呼吸法

2つ目ですが、呼吸や五感に意識を向けるについてですが、マインドフルネスは「今ここ」に意識を向ける瞑想法です。

今ここに意識を向けるという事は、過去の記憶にアクセスする事がないようにしなければいけません。

そのため、今現在感じている空気が鼻を通る冷たさ、出ていく温かさや、目に見えるもの、聞こえるもの、身体の皮膚感覚や臓器の感覚などに感覚を向けるようにしましょう。

マインドフルネス 今ここ

3つ目ですが、適度な時間を取って瞑想状態を継続する事です。

1分や5分程度では短く、30分もやっていると眠たくなったり、途中で飽きたりして長続きしませんので、10~20分あたりを目処に「毎日続けるように」しましょう。

マインドフルネス 続ける

もし毎日続けるのが難しいかも・・

と思われる方も、中にはいらっしゃるかと思います、そんな方におすすめな方法の一つとして「アプリを活用する」という事です。

今人気のアプリについては、

→ マインドフルネスのアプリでおすすめは?日本語対応で無料で使えるもの、有料なものをまとめました

でまとめておきましたので、合わせてご確認ください。

 

マインドフルネスとは 効果あるの??

マインドフルネスの主な効果ですが、

  • 集中力が高まる
  • ストレスが軽減される
  • 洞察力、直感力、創造力が高まる
  • 自律神経を整える事が出来る

などの効果が期待できますが、実際にマインドフルネスを続けていただくと分かるのですが、メンタル的改善効果が見られるだけでなく、「自分の人生を変える力も持っている」可能性に気づく事が出来ます。

マインドフルネスの可能性については、マインドフルネスをやってはいけない人なんていない!多くの勘違いを生んでいる情報過多な時代に要注意!で詳しく語っていますので、参考にしてください。
マインドフルネスは、今ここに集中し瞑想状態に入っていきますので、集中力のアップにはピッタリです。
また、雑念が湧いても、すぐに今ここに戻ってくることが出来ますので、思考が整理されて頭がクリアになっていきますので、より集中力が持続する事を体感できるかもしれません。
その他に、呼吸状態が深く呼吸を吸い込む事で交感神経と副交感神経のバランスが整う事で、自律神経が落ち着き深い眠りにつけるようになる効果も期待出来ます。

マインドフルネスとは 本やNHKでも取り上げられています

マインドフルネスに関する書籍は様々出ていますが、私が読んでタメになったと思う書籍は、先程紹介した「Googleのマインドフルネス革命」です。

Googleのマインドフルネス革命

この本では、Googleの人財開発部門の方がインタビュー形式でマインドフルネスの可能性について解説してくれているのですが、この本を読めば、個人がマインドフルネスをやる事での可能性、企業がマインドフルネスをやる事での可能性。

それぞれの視点から、マインドフルネスの可能性を大いに感じる事が出来るでしょう。

そのほかにも、マインドフルネスや心のあり方に関する本をたくさん購入したのがこちら

茂木健一郎先生の本だけ隙間がありましたので、入れ込ませて頂きましたが、その他はマインドフルネスに関する専門書です。

基本的に脳の事も一緒に学ぶとマインドフルネスの可能性がより理解しやすいと思いますので、マインドフルネスに関する書籍だけでなく、スピリチュアル系の書籍も一緒に読まれるのをおすすめします。

脳との繋がりという点は、→ ゼロポイントフィールドとは?アクセス方法や引き寄せの法則や脳力開発に大きな影響があるの?が参考になりますので、合わせてご一読ください。

NHKでもマインドフルネスを取り上げています

NHKでもマインドフルネスの可能性について、脳の活性化やストレスを溜めない、仕事のパフォーマンスを上げるために有効な手段の一つとして効果的だと取り上げています。

NHKスペシャル、ココロのあんしんシリーズ、からだの知恵袋、サイエンスZEROといった番組で取り上げられていたり、You Tubeチャネルでも、ためしてガッテン「マインドフルネス瞑想法で脳が若返る」の放送を紹介していますので、参考にして頂ければと思います。

 

マインドフルネスとは まとめ

マインドフルネスとは簡単なまとめ

マインドフルネスとは何か?からはじまり、マインドフルネスと瞑想やヨガの違いについてまとめてきましたが、ここでは書ききれなかったマインドフルネスを使ったストレス軽減に関するMBSRに関しては、別の機会に書きたいと思います。

Googleでは宗教色を排除したマインドフルネスを導入した理由についても、個人や組織としてより効率よく事業を成長させるためで、中期、長期的な視点で考えれば必要なスキルだったという事です。

瞑想やマインドフルネスが、思考や考え方に新しい価値を生み出し、偏見や先入観に囚われず、全体をフラットに見ていく事で、人生が変わり、自分の周りの世界が変えていくきっかけになるでしょう。

是非とも、マインドフルネスの可能性に気づき、マインドフルネスを日々の生活に取り入れて頂ければと思います。